だんだんと日差しが強くなり、30度を超えるようになってきました。小鳥さんたちも積極的に水浴びをするようになってきます。しかし、水浴びをしない鳥さんもいます。水浴びする鳥さんとしない鳥さんは何が違うのでしょうか?そして、水浴びの注意事項はなんでしょうか?
文鳥さんの水浴び、気持よさそうですね。
水浴びをする鳥さんでコンパニオンバードと言えば熱帯出身の大型の鳥さんや文鳥さん、猛禽類などが挙げられます。これらの鳥さんたちは水浴びが大好きで寒い冬でもお構いなしに水浴びを行います。あまりしない小鳥さんと言えばセキセイインコさんです。しかし、水浴びを好まない鳥さんや水浴びが大好きなセキセインコさんもいるので個体差があます。しかし多くのセキセイインコが水浴びを行わない理由は乾燥地帯出身なので、水浴びをする習慣がないためと言われています。水浴びをしない鳥さんは砂浴びや煙浴などを行っています。
水浴びは羽根に付いた寄生虫や、積もった脂粉を落とすためと言われています。そのため、脂粉が多く出る鳥種では積極的に水浴びを行う事が多く、出来ない環境下ではこの事が原因で毛引きなどの病気になる事があります。水浴びの方法は様々で、シンクに飛んで行って水を浴びる鳥さんやシャワーを好む鳥さん、水入れに飛び込んでしまう鳥さんもいれば、霧吹きで間に合う鳥さんもいます。その子にあったまたは気に入った方法で行う事がベストになります。この際に注意すべき事は環境の温度と水温です。水浴びするときに環境温度が寒いと風邪をひく可能性があるため、十分に暖かい部屋、または暖かい日光下で行う事が重要です。水温は水が基本です。お湯浴びは鳥さんの脂を取りすぎてしまい、体温の喪失が大きくなり体調を崩す原因取ります。必ず水で行ってください。また、水浴びは自発的にするのが良く、嫌がる鳥さんに人が無理やり水をかけることは厳禁です。