2016.10.01更新
輸卵管の中に卵黄などの卵の材料(広義で卵も含む)が貯留している状態。卵の材料とは、卵黄、卵白、卵殻膜、卵殻などで出来ていて、場合によって様々な組み合わせで輸卵管の中に存在する。性状は液体状、チーズ様、固形物の状態で存在する。袋状(嚢状)になり、卵または卵材様物が大量に溜まっている場合から、たまたまレントゲン撮影時に写るぐらいの小さいカルシウムの沈着が見つかる場合もある。過発情や過産卵、異常卵や卵管炎などが原因となる。
腹腔内にカルシウム沈着が見られる
投稿者: 池谷動物病院
小鳥のセンター病院