2017.02.20更新

平滑筋(自分の意思で動かせない筋肉、血管壁、消化管壁など)の悪性腫瘍のこと。鳥類の場合、輸卵管、足の血管などに見られる。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

飛べない代わりに脚力に特化した鳥。ダチョウ、エミュー、キウイなど。飛ばないため、胸筋の発達必要ない。そのため胸骨の竜骨突起が欠如もしくはほとんどなく、胸骨が平らな構造のため平胸類と言う。別名「走鳥類」、「走禽類」とも言う。(⇔胸峰類)

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

ディプロモナス目ヘキサミタ属の鞭毛虫の原虫感染症。腸に寄生して、下痢や体重減少を起こす。ヘキサミタは栄養型(トロフォゾイト・運動性を持つ)と嚢子型(シスト・運動性は無い)の2つの型を持つ。主にオカメインコに高率に見られる。

ディプロモナス目ヘキサミタシスト(嚢子型)
ディプロモナス目ヘキサミタシスト(嚢子型)

ディプロモナス目ヘキサミタトロフォゾイト(栄養型)
ディプロモナス目ヘキサミタトロフォゾイト(栄養型)

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

鶏のブドウ球菌症の1症状。骨髄・関節感染型でおこる骨髄炎のこと。他に浮腫性皮膚炎を「バタリー病」と言う。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

鳥類の性を決める遺伝子(性染色体)はZとWがある。雄親からZ遺伝子を受け、雌親からZ遺伝子を受けると子は雄となり性染色体はZZで同形配偶子性(ホモ)になる。雄親からZ遺伝子を雌親からW遺伝子を受けると子は雌となりZWで異型配偶子性(ヘテロ)となる。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

鳥類の血液成分の1つである白血球に含まれる。哺乳類での好中球に類似。体内に侵入してきた菌と戦うために存在している。別名「偽抗酸球」。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

全血液に対する赤血球の容積の割合。脱水、貧血、赤血球増多症などの指標となる。略字で「Ht・Hct:ヘマトクリット」「PCV:ピー・シー・ブイ」と現わす。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

血液の赤血球内にあるタンパク質。酸素と結合して全身に酸素を届けている。鳥類のヘモグロビンは哺乳類に比べると酸素親和性が低い。これは組織での酸素放出力が高い事を表している。さらに、鳥類のヘモグロビンの酸素飽和度(ヘモグロビンが酸素を持っている量)は人より高い。これは特殊な肺ー気嚢システムによって成り立っている。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

障害を伴わないが、鉄が様々な臓器に過剰に沈着すること。「鉄過剰症」や「鉄貯蔵病」に付随する。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.20更新

フクロウ、ワシ、タカ類など肉食性鳥類が一度飲み込んだ獲物の不消化物(羽や骨など)を吐き戻した物。飼い鳥では健康のバロメーターに、野鳥では食性を知るための物になる。

投稿者: 池谷動物病院

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