卵管(らんかん)
2016.10.01更新
卵を作る管状のもの。哺乳類の子宮に当たる。多くの鳥種は左側のみ存在し、右側は退化する(左右あるのは猛禽類やキーウイなど)。輸卵管は黄身を受け取る「卵管采」、卵白をつくる「輸卵管膨大部」、卵殻膜を作る「輸卵管峡部」、卵殻を形成する「輸卵管子宮部」、排卵する「膣部」よりなる。別名「輸卵管」。
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2016.10.01更新
卵を作る管状のもの。哺乳類の子宮に当たる。多くの鳥種は左側のみ存在し、右側は退化する(左右あるのは猛禽類やキーウイなど)。輸卵管は黄身を受け取る「卵管采」、卵白をつくる「輸卵管膨大部」、卵殻膜を作る「輸卵管峡部」、卵殻を形成する「輸卵管子宮部」、排卵する「膣部」よりなる。別名「輸卵管」。
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卵の殻(主に炭酸カルシウム)を分泌する腺のこと。輸卵管の中の「輸卵管子宮部(卵管子宮部・卵殻腺部ともいう)」の粘膜にある。その部位で卵が20~26時間かけてゆっくり(または早く)回転しながら移動し殻を作る。
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卵を構成する硬い外側の殻のこと。輸卵管子宮部で殻を構築するが、最も長い時間がかかる工程(24~26時間)。主成分は炭酸カルシウム。殻の模様や殻の色もここで付く。多孔質で外界とガス交換を行う。卵殻は最外部から「クチクラ層」、「海綿状層(パリセード層)」、「乳頭層(稜柱層)」で構成されている。
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卵黄を包む嚢(袋)のこと。胚が小さい頃は胚の外にあるが、成鳥と共に嚢(袋)は小さくなり、最後は胚の中に吸収される。黄身は養分として全て吸収されるが、嚢(袋)は腸に痕跡として残る。この遺残を「メッケル憩室」と言う。
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