2016.12.30更新

鳥類の骨の中は空洞で軽くできている(ハニカム構造)が、発情や代謝性疾患によって骨の中にカルシウムを貯蔵する。この骨の中にカルシウムが病的に過剰に沈着した状態を言う。英語でPolyostotic Hyperostosis(PH)とも言われる。別名「多骨性骨化過剰症」。正常範囲の蓄積を「骨髄骨」、「髄様骨」と言う。

正常な含気骨

過骨症の骨

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

鳥類の骨の中は空洞で軽くできている(ハニカム構造)が、発情や代謝性疾患によって骨の中にカルシウムを貯蔵する。この骨の中にカルシウムが病的に過剰に沈着した状態を言う。英語でPolyostotic Hyperostosis(PH)とも言われる。別名「多骨性過骨症」。正常範囲の蓄積を「骨髄骨」、「髄様骨」と言う。

正常な含気骨

 

過骨症の骨

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

関節を形成する骨の位置関係がずれること。完全に外れる「完全脱臼」部分的に外れる「不完全脱臼(亜脱臼)」がある。鳥類では肘関節や膝関節で見られる。

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

体内にある水分が不足し、循環血漿が減少した状態。下痢などにより水分が体から多く損失する場合と、水分の摂取量や吸収量が少ない場合がある。

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

脊椎に対しての模様のこと。縦じまのこと。オオタカの幼鳥の胸部に入る模様など。

縦斑(たてはん)

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

尿量が多いこと。多くの鳥類は大量に水を飲むことはしない。尿量が多い場合、大きく分けて心因的と病的の2つにわかれる。前者にはストレスなどがあり、後者には感染症、過発情、糖尿病、腎臓病、肝臓病などの代謝性疾患などがあげられる。

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

ビタミンB1の欠乏により生じる疾患。末梢性神経炎(ニューロパチー)により足のしびれ(脚気)や刺痛が起きる。さらに中枢神経障害による「後弓反張」なども起こす。

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

Wideの略。翼開長のこと。両翼をできるだけ真っ直ぐに伸ばし、翼の先から反対側の翼の先までの長さ。野鳥の種の判別のために用いられる略語。

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

鳥類では炭酸カルシウムの殻を持ち、外部と内部を隔てている。受精卵の場合、外層から卵殻層(クチクラ層、海面状層、乳頭層)、卵殻膜(内卵殻膜、外卵殻膜)、気室、卵黄嚢、卵黄、胚、卵白、羊膜、尿膜、漿膜などからできている。鳥種により差はあるが、おおよそ卵殻(卵殻膜もふくむ):卵黄:卵白は1:3:6になる。鳥類最大の卵はダチョウで約1.5kg、最小はハチドリ約0.5g。ちなみに鶏卵は約50g、ウズラ卵は約10g。

左上:キビタイボウシインコ 右上:ウズラ 左下:オカメインコ 右下:文鳥

卵(たまご)

投稿者: 池谷動物病院

2016.12.30更新

産卵するのに必要な時間を過ぎても卵管の中に卵が残り、卵が産卵されなかったこと。産卵するまでの時間は種によって異なる。別名「卵塞」、「卵秘」。

①の卵が詰まり②さらに詰まった

卵詰まり(たまごづまり)

投稿者: 池谷動物病院

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