鳥疥癬症(とりかいせんしょう)
2016.12.22更新
トリヒゼンダニの感染によって起こる。口角を主として眼周囲、脚、総排泄孔、羽角に軽石状の結節性皮膚病変をつくり見つかる。鳥は非常にかゆがり、ケージや止まり木に異常に擦りつけたりする。そのままにしておくと、嘴や爪の変形を起こす。ひどい場合、これらが脱落することがある。感染鳥との接触によりうつる。
セキセイインコの疥癬症
投稿者:
2016.12.22更新
トリヒゼンダニの感染によって起こる。口角を主として眼周囲、脚、総排泄孔、羽角に軽石状の結節性皮膚病変をつくり見つかる。鳥は非常にかゆがり、ケージや止まり木に異常に擦りつけたりする。そのままにしておくと、嘴や爪の変形を起こす。ひどい場合、これらが脱落することがある。感染鳥との接触によりうつる。
セキセイインコの疥癬症
投稿者:
2016.12.22更新
口腔内、食道、ソノウ内に感染する原虫。鞭毛と波動膜を持ち運動性も持つ。重度に感染を起こすと乳白色のアブセスを口腔内や食道、ソノウなどに作り、摂食障害を起こし、衰弱する。アブセスは皮膚側に穴を開けることもあり、食道やソノウに穴が開く。様々な種類に見られるが、特に文鳥に多い。
投稿者:
2016.12.22更新
家ダニ類で学名Omithonyssus sylviarum。正中の体長は0.7mm。ワクモより一回り小さい。全世界にいる吸血性のダニで、野鳥に感染しているが人を吸血することもある。
投稿者:
2016.12.22更新
サーコウイルス科サーコウイルス属のPsittacine Beak and Feather Disease Virus(PBFDウイルス)によって起こるウイルス感染症。鳥種、年齢によって感受性、症状は異なる。ヒナの頃は肺炎や腸炎などで死亡(突然死)する事が多く、幼鳥になると発育異常、羽毛異常、消化器症状(ソノウ食滞、下痢など)が多く、若鳥異常では羽鞘の脱落異常、羽軸の出血斑、ねじれ、脂粉の減少、や嘴の異常(キ弱化)が起こる。羽毛の以上と同時に免疫に必要なリンパ管を障害されるため、免疫不全となる。回復してもキャリアーになる。完治は難しい。ワクチンは無い。異常な形の羽毛形成や羽鞘の脱落異常、嘴の過長や脆弱化が見られる。大型鳥では初期に羽毛異常に伴って嘴に脂粉が付かず黒く光るのも特徴の1つ。同時にウイルスによる免疫抑制により感染症(細菌、真菌等の二次感染)などで死亡することもある。別名「オウム・インコ類の嘴と羽の病気」、「Psittacine Beak and Feather Diseas・PBFD」とも言われる。
セキセイインコに発症した羽毛症状
投稿者:
2016.12.22更新
酸性の染色に抵抗を示すので抗酸菌という。Mycobacterium属によって起こる。鳥の抗酸菌症を起こす菌類は「MAC」や「MAIC」と呼ばれている。全ての鳥類が感染する可能性がある。病態は内蔵型、呼吸器型、皮膚型などがある。人獣共通感染症の1つ。鶏結核病は届出伝染病になる。対象はニワトリ、アヒル、七面鳥、ウズラ。
投稿者:
2016.12.22更新
鳥に感染症を起こすダニ類の一種。皮膚で交尾をして、疥癬トンネルを作り卵を産む。口角を主として眼周囲,脚、総排泄孔、羽角に軽石状の結節性皮膚病変をつくり見つかる。鳥は非常にかゆがり、ケージや止まり木に異常に擦りつけたりする。接触により感染する。ストレスの有無により、症状が軽減したり、進行したりする。
投稿者:
2016.12.22更新
ポリオーマウイルス科ポリオーマウイルス属によるウイルス感染症。オウム目やスズメ目に急死、羽毛形成異常(フレンチモルト)、脱羽、肝臓障害、消化器症状などを起こす。Avian Polyoma Virus Diseas(APVD)とも言う。セキセイインコの場合、ヒナでの死亡率が非常に高いため特に「セキセイインコのヒナ病・BFD」と呼ばれる。
投稿者:
2016.12.22更新
甲状腺ホルモンの一つで、ヨードが3つついている構造なので「T3」と記載される。もう1つの「T4(サイロキシン)」より即効性があり、効果も強い。T4が肝臓や腎臓で代謝されてT3になる。
投稿者: