2014.10.12更新

答え
 ムクドリ(スズメ目 ムクドリ科)
  学名:Sturnus cineraceus
  L 24cm
日本全国で生息するが、北の鳥は暖地へ移動する。春から初夏にかけて繁殖します。「種内宅卵」をする事で有名。雑食性。

日米の渡り鳥条約
日露の渡り鳥条約に指定されている。

ちょっと一息
 「種内宅卵」
 托卵とは自分の卵を自分で暖め育てず、他の親(仮親)に育てさせる鳥の習性。托卵者にはカッコウやツツドリ、ホトトギス、ジュウイチなどが知られています。仮親にはモズ、アオジ、センダイムシクイ、ウグイス、メジロなど30種近くいます。正確には種間宅卵と言われ、鳥種を超えて宅卵し育ててもらいます。しかし、同種の鳥さんに宅卵をする鳥さんがいます。これを種内宅卵と言います。200種を超える鳥さんが種内宅卵を行います。カモ類などでは約半分の種類に見られます。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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