2016.09.28更新
筋胃(砂嚢、砂肝)の粘膜表面にある硬い洗濯板様物。胃酸と筋胃からの分泌液が反応して硬い層を作り、種などを砕くとともに筋胃表面を胃酸から守っている。別名「コイリン層」。
投稿者: 池谷動物病院
肝臓でコレステロールから合成された胆汁酸を1次胆汁酸という。この形で小腸内に胆管を経て分泌される。脂肪の消化吸収促進作用をもつ。分泌された1次胆汁酸は細菌の抱合を受け抱合型1次胆汁酸になり、小腸より吸収され肝臓に戻る(腸肝循環)。
複婚の1つ。雌が1回の産卵が終わると別の雄と交尾をして卵を産む関係。子(ヒナ)は雄が育てる。タマシギなどがこれに当たる。全鳥類のわずか1%がこの繁殖方式をとる。
雄1羽に雌1羽の間に断続的な番(つがい)の関係を持つ鳥種。ツバメ、ツルなどがいる。別名「単婚」。
複婚の1つ。オス1羽に複数の雌が番(つがい)関係を持つ鳥種。ダチョウなどがこれに当たる。
生物(今回は鳥)の遺伝情報を持っている物。遺伝形質を細胞から細胞へ伝える因子のこと。その実態はDNA(またはRNA)といわれる生命活動すべてに関与する情報を持つ塩基配列。
鳥の場合、雌雄鑑別や感染症(オウム病、抗酸菌症、マイコプラズマ、アスペルギルス、ヘルペスウイルス、PBFDウイルス、BFDウイルスなど)の検出のために行われる。
消化管(腸管)が様々な理由で障害され内容物を出口(鳥類では総排泄孔)方向へと移動できない状態。大きく分けて「機械性イレウス」と「機能性イレウス」がある。
主にカナリアの羽を赤く発色させる食事のこと。油+パン粉+カロチン(カンタキサチン)を混ぜている。
ペリカン類の大きな下嘴から喉にかけてたるんだ袋状の皮膚のこと。大量の水と餌を全てこの袋に入れて、食事を残し水だけ吐き出す。別名「のど袋」。
小鳥のセンター病院