2017.02.10更新

上部気道疾患(URTD)の1つ。症状としてくしゃみや鼻汁が出る。鼻孔は赤くなり、周囲は鼻汁で汚れる。単一疾患の場合と他の疾患(副鼻腔炎、咽頭炎、喉頭炎など)との混合で出る場合も少なくない。別名「鼻道炎」。

鼻炎による鼻塞
鼻炎による鼻塞

鼻炎による嘴の過長
鼻炎による嘴の過長

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

哺乳類の場合、肺が感染や事故などにより穴があき空気がもれ、皮下に漏れた空気が貯まる状態。触るとプチプチという気泡が触れる感覚なのが特徴。鳥類の場合、肺よりも気嚢の感染や事故、怪我、外傷などにより穴があき皮下に空気が貯まる事が多い。複数の気嚢が損傷を受けたり、気嚢のキズが大きく漏れる量が多いと、全身が風船のようになる事がある。気嚢の場合、損傷部位によって皮下気腫の出る位置は異なる。

事故による皮下気腫
事故による皮下気腫

事故による皮下気腫
事故による皮下気腫

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

多くの鳥類で繁殖期が始まるための合図の1つ。多くの鳥種では日光(ひかり・明るい)時間の延長によって繁殖期の発情期が始まる。その他に相手の存在や温度、食事量がきっかけとなる。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

多くの鳥類での鼻は上嘴の基部に2つの鼻腔につながる穴として付いている。セキセイインコやオカメインコの場合はロウ膜と言われる膜状物に2つ鼻腔につながる穴として存在する。中は骨(骨性鼻中隔)によって分離されている。吸われた空気は弁蓋の脇を通り軟骨性鼻甲介の間を通り後鼻腔へ流れていく。(キーウイの鼻孔は嘴先にある。)

セキセイインコの鼻孔
セキセイインコの鼻孔

オオハナインコの鼻孔
オオハナインコの鼻孔

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

鳥類では大腿骨の一部と関節するが、短い骨として脛足根骨(人の下腿骨)の上の方(近位)に付着、発達が悪い。

腓骨(ひこつ)

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

尾の骨1つ1つのこと。別名「尾椎」。特に最後の尾骨を「尾坐骨」、「尾端骨」と言う。

尾骨(びこつ)

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

大腿骨と脛足根骨、腓骨との関節部位のこと。関節部位には不規則三稜形の種子骨(膝蓋骨)が大腿骨と脛足根骨をつなぐ靭帯中に存在する。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

尾椎の最後の骨。竜骨状をしている。胎生期に数個の尾椎が癒合したもの。別名「尾端骨」。

尾坐骨(びざこつ)

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

鳥の尾端骨上面に付着しているアポクリン型分泌組織。脂肪分を中心とした分泌物で羽に塗ることにより撥水効果などが得られる。ビタミンDの供給源にもなっている。別名「尾腺」。

投稿者: 池谷動物病院

2017.02.10更新

飛びながら捕食する鳥種。カモメ、アジサシ、ミズナギルイ、アホウドリなど。

投稿者: 池谷動物病院

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