2016.10.01更新

Mycobacterium Avium Complexの略。酸性の染色に抵抗を示す抗酸菌と言われる細菌による感染症。Mycobacterium属によって起こる。全ての鳥類が感染する可能性がある。病態は内蔵型、呼吸器型、皮膚型などがある。人獣共通感染症の1つ。鶏結核病は届出伝染病になる。対象はニワトリ、アヒル、七面鳥、ウズラ。別名「MAIC」。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

直径2mm、長さ8~12mmの生体適合ガラスで覆われた電子標識器具。1頭1頭に世界で唯一の15ケタの番号が割り当てられ、半永久的に情報を保持する。この情報はリーダーと呼ばれる読み取り機で読みだすことが可能。一般飼育動物の個体識別や国内の生物を守るための特定外来生物、特定危険生物の管理のために入れる。

マイクロチップインジェクターの中にマイクロチップが入っている
マイクロチップインジェクターの中にマイクロチップが入っている

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

カビが産生する毒素の総称(カビ毒)。鳥類ではアスペルギルスの産生するアフラトキシン(aflatoxin)が問題となる。別名「カビ毒」。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

マイコプラズマ目マイコプラズマ科マイコプラズマ属に分類されている細菌による感染症。家禽を含む様々な鳥種に感染を起こす。オウムインコ類やフィンチ類では呼吸器症状を中心とする感染症がでる。主にURTD症状(鼻炎・鼻腔炎・副鼻腔炎)やLRTD(気管炎、気嚢炎)や結膜炎がでる。ストレスや飼育の失宜、他の感染症に付随して発症する。オカメインコでは補菌率が高く、幼鳥では発症すると重症化することがある。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

上下のまぶたの縁にある皮脂を分泌する腺、皮脂腺のこと。涙がこぼれる事や乾燥を防ぐ。鳥類には無い器官。別名「瞼板腺」。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

肺内部にある気管支のこと。肺実質に取り囲まれている気管支で二次気管支と三次気管支がある。別名「肺内気管支」と言う。肺外にある気管支は「肺外気管支」、「幹気管支」と言う。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

細胞性免疫」と言われる防衛機序を行う白血球。大きく分けて2つの作用があり、細菌などの生態に侵入した菌や菌によって死んだ細菌を食べる(貪食)。そして、その菌の情報を他の白血球に伝達する(抗原提示)。単球より分化したもの。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

鳥の胃に感染する真菌。感染により胃炎を主とした症状が起こる。無症状から軽症、重症、慢性化など様々な病態になる。別名メガバクテイリア症(Megabacteriosis)、マクロラブダス症(Macrorhabdosis)と言われる。学名はMacrorhabdus ornithogaster。

マクロラブダス症(まくろらぶだすしょう)

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

中枢神経から出て身体の隅まで伸びる神経。中枢神経以外の神経全て。「体性神経」と「自律神経」がある。

投稿者: 池谷動物病院

2016.10.01更新

感覚や運動神経が喪失すること。反射は残る場合がある。

事故による後軀麻痺のドバト
事故による後軀麻痺のドバト

投稿者: 池谷動物病院

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