2016.08.03更新

繁殖に関係する羽のこと。多くの鳥の繁殖期は春から初夏のため、この時期の雄の羽は綺麗な事が多い。この時期の雄の羽を「夏羽」という。そのため、1月辺りに繁殖期を迎えるコサギやカモ類もこの時期の羽を夏羽と言う。別名「繁殖羽」。

投稿者: 池谷動物病院

2016.08.03更新

有性生殖をおこなうために直接関与する器官のこと。雄性生殖器と雌性生殖期がある。

投稿者: 池谷動物病院

2016.08.03更新

睾丸とも言う。鳥の精巣(睾丸)は体腔内の背側、腎臓の下部についており、造精機能(精子を作る機能)と内分泌機能(ホルモン分泌機能)を持っている。

横から見たセキセイインコのレントゲン像

横から見たセキセイインコのレントゲン像

投稿者: 池谷動物病院

2016.08.03更新

精巣にできる腫瘍。鳥類の場合、「精上皮腫」、「セルトリ細胞腫」、「間細胞腫」などが主に見られる。

精巣腫瘍の際に見られたロウ膜の変化

精巣腫瘍の際に見られたロウ膜の変化

投稿者: 池谷動物病院

2016.08.03更新

最も典型的な趾の配置。三趾が前で1趾が後ろ向き。多くの鳥種。別名「3前趾足」。

投稿者: 池谷動物病院

2016.08.03更新

羽の色が成長と共に変化しなくなる年齢のこと。小型鳥ほど成鳥になるのが早く(6~8カ月)、大型鳥ほど遅くなる(数年)。

投稿者: 池谷動物病院

2016.08.03更新

性(雄・雌)によって形態や色彩の異なる現象。多くの場合、雄が派手で綺麗な事が多い。綺麗な方が求愛を行う。キジ科、カモ類など。

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2016.08.03更新

脊椎の脊髄腔(脊柱管)にある脳から続く細長い神経幹。中枢神経の1つ。抹消神経(運動神経・感覚神経)や自律神経が脊髄と体の各部位、臓器をつなぐ。

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2016.08.03更新

脊椎が連なり構成される管。その管の中に丈夫な膜(硬膜)につつまれた脊髄が入る。別名「脊柱管」。

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2016.08.03更新

ウイルスによる感染症。ポリオーマウイルス属のAvian Polyoma Virus(APV)による感染症。オウム・インコ類からフィンチ類まで様々な種類に感受性がある。羽根や羽毛ダスト、分泌物などで水平感染が成立する。特にセキセイインコの雛(生後15日前後)は100%死亡し、生後15日を超えると羽毛異常、皮下出血、肝肥大、消化器症状、神経症状などにより突然死を起こす。海外でヒナの大量死で問題となる。その他に脱羽、羽毛形成不全(フレンチモルト)、消化器障害、肝臓障害、腎臓障害、呼吸器障害、出血斑などの症状が出る。この症状はオウム・インコ類の嘴と羽の病気(PBFD)の症状に類似する。成鳥が感染すると多くの場合無症状のキャリアー状態でいる。別名「Budgerigar Fledgling Disease・BFD」と呼ばれる。

投稿者: 池谷動物病院

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